当社は2月16日に、でんきの科学館(愛知県名古屋市)において環境教育のイベントを開催しました。当日は「水中で生きる動物の秘密」をテーマとした実験ショーを3回開催し、子どもから大人まで累計188名の方に参加していただきました。
イベントでは、陸と海の環境の違いについての説明をはじめ、水中の生き物の体の特徴や色、似ている魚の実は違うところなどについてクイズや実験を交えながら説明しました。
今回のイベントで参加者が最も興味を示したのはサメの冷凍標本でした。サメの鱗が水中を速く泳ぐことができる構造になっていることを学んでもらうため、実際にサメの肌を頭から尾びれへ、尾びれから頭へと触ってもらい、触る方向で感触が変わることを体験してもらいました。
また、魚が水中で浮く仕組みや、浅い海にいる魚と深海にいる魚の色の違いとそれぞれの魚が捕食者に見つかりにくいような色になっていることについての実験も行いました。
そして、最後にヒラメとカレイの顔の向き以外の見分けかたについて、餌の違いから口の大きさや歯の形状が異なることを頭部の写真やアゴ骨の標本を用いて解説しました。
参加者からは「魚は浮袋の空気をどのように調整するのか」「標本のサメの種類は何か」などの質問や「サメの肌がザラザラしていた」などの感想が寄せられました。
当社は、子どもから大人まで一人ひとりが環境保全に対する理解と関心を深めることができるよう引き続き環境教育に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
当社の環境教育プログラムでは、今回のテーマの他にも動物や自然に興味をもつきっかけとなる数多くのラインナップを揃えています。当社の環境教育プログラムのラインナップについては、こちらのページをご参照ください。