環境技術コンサルティング
環境関連事業
環境保全のスペシャリストがサポート
環境保全のための計画や対策、動植物や自然環境の調査研究を行い、地域の環境保全を支援しています。
脱炭素コンサルティング
2022年4月の「改正地球温暖化対策推進法」施行に伴い、脱炭素経営へ方針転換が求められ、取引先を含めたサプライチェーン全体の脱炭素化対策を進める動きが企業において急速に広がっています。
自社の温室効果ガス排出量を可視化した上で削減目標を設定し、脱炭素化への取組みを公表することで、競合企業との差別化、競争力向上を図り、取引先や多様な人材に選ばれ続ける強い企業へと生まれ変ります。当社はサプライチェーン排出量の算定、脱炭素の取組みをサポートいたします。
予測評価および環境保全対策の提案
様々な環境調査の結果を受け、事業特性や地域特性を踏まえたうえで、開発行為が周辺環境に及ぼす影響の程度を最新の知見などを基に、定量的または定性的に予測いたします。その後、その予測結果に基づき、適切かつ実施可能な環境保全対策をご提案いたします。
緑地計画・ビオトープ計画
豊かな生物多様性の保全と快適なふれあいが持続されるよう、地域特性に十分配慮した、緑地計画・ビオトープ計画の提案からその維持管理までサポートいたします。
環境学習
環境学習、ワークショップ、自然共生活動をサポートいたします。さらに自然環境や環境学習のための冊子も作成いたします。
- ワークショップとは
- 座学などのように講演をただ聞くだけではなく、参加者自身が討議に参加したり、積極的に体験する、参加体験型、双方向性のグループ学習のこと。
小中学生や地域住民等への環境学習の手法として活用しています。 - 自然共生活動とは
- 第五次環境基本計画においてSDGsの考え方も活用し提唱された、各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す「地域循環共生圏」の考え方に沿った活動のこと。
環境技術研究支援
DNA解析技術を用いて海洋生物の分布調査や海産物の品質検査に関する技術の確立に取り組むとともに、藻食性魚類の捕獲調査、植物の成長抑制試験など、各種の調査・研究支援を行っています。
環境技術コンサルティングの実績
新ごみ処理施設 緑地整備基本計画
新設されるごみ処理施設の外構緑地整備に係る基本計画策定業務において、事業計画地周辺で行政、企業、大学などが協働で実施している生物多様性保全の取組みに呼応した緑地の設計・施工・維持管理を実施することをコンセプトに緑地整備の基本計画を策定しました。
ビオトープ維持管理
A社工場に整備されたビオトープの維持管理や各種活動のサポートをしています。ミシシッピアカミミガメやウシガエルといった外来種の駆除、目的に合った除草の指導のほか、地域住民や社員との自然共生活動における講師派遣など様々なサポートを実施しています。
環境学習コンテンツのプログラム化
B社開発施設周辺の自然環境や保全の取組みについて発信するための環境学習プログラムを作成しました。プログラムの題材は里山を代表する魚類のホトケドジョウを中心とし、有識者と連携して、実行に移すための段取りや道具を含めたプログラムの実施内容を作成しました。
生き物冊子の作成
トヨタ自動車新研究開発施設周辺に生息する生物やその生物に対する保全の取組みについて紹介する「生きものノートシリーズ」を有識者の監修のもとで作成しました。これまでにミゾゴイ、サシバ、ハチクマ、ホトケドジョウ、カエル類について取り上げた5種の冊子を作成し、また内容の改訂も行ってきました。
- 「生きものノートシリーズ」のご紹介はこちら
各種ソフトウェアの作成
調査、研究成果をもとにオリジナルのソフトウェアの作成も行っています。水質シミュレーション、データベース設計、放射線分布の評価などの実績があります。
よくある質問
ビオトープを作ってホタルを放流したいのですが?
ビオトープを計画している地域にホタルが生息している場合、ビオトープにホタルの生息環境を作り出し、地域のホタルの保護に貢献することは良いと考えられます。しかし、地域にホタルが生息していない場合は、ほかの地域でホタルを捕獲してビオトープに持ち込むことになり、ホタルを捕獲する地域の生態系の損失につながる可能性があるため、おすすめできません。
ビオトープは自然のままで管理は必要ないですか?
ビオトープに作り出す池、小川、樹林などの環境は、人が管理しながら維持している里山環境に近いものです。放っておくと外来植物や特定の植物で覆われ、ビオトープの目的である多様な生き物が生息できる環境ではなくなってしまいます。このため、除草などの適切な管理が必要となります。
ビオトープには必ず池を作らないといけませんか?
池や小川などの水辺を作ることで、魚や貝、トンボなど多様な生き物が生息できるようになります。一方で、バッタやチョウなどの生息場所となる草地や、野鳥が集まる樹林といった環境もビオトープのひとつであり、必ずしも水辺である必要はありません。
自施設にて環境学習を実施したいのですが、何が必要でしょうか。
まずはどのような題材で、いつ、どのように環境学習を行うか検討する必要があります。鳥類が題材であれば双眼鏡や単眼鏡、昆虫ならば捕虫網などの捕獲道具やルーペなどの観察道具などが考えられます。生物は時期によって出現する種や観察しやすい環境が異なりますので、具体的にどのように実施するかは、その場の環境や参加者側の都合などに応じて決定します。当社にご相談いただければ、御社施設における環境学習の題材選び、道具やプログラムの提案をさせていただきます。
関連サービスのご紹介
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