当社本店屋上ビオトープはこのたび、環境省の「自然共生サイト」に認定されましたのでお知らせいたします。

「自然共生サイト」とは、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する区域のことです。認定区域は、保護地区との重複を除き、「OECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)」として、国際データベースに登録されます。

愛知県名古屋市港区の6階建ての当社本店ビル屋上にあるビオトープ内には、かつて広く農山村で見られた風景をモデルに、池や小川、水田、樹林などを整備し、カエル類、魚類、昆虫類などの多様な生物が生息できる緑地を創出しています。
小さい空間ながらもヒヨドリなどの営巣、アゲハチョウ類の飛来や繁殖がみられ、地域在来種の繁殖場となっているほか、地域の高校と連携し、希少動物のウシモツゴの域外保全に取り組んでいます。また、愛知県環境学習施設等連絡協議会が主催する「AELネット環境学習スタンプラリー」や地元中学校の校外学習の受け入れを実施し、地域住民の方が生物多様性を学ぶ場となっています。
以上のことが評価され、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。

当社本店屋上ビオトープ


環境省 
令和5年度前期「自然共生サイト」認定結果についてはこちらから