この度、当社は「福地そばの会」(会長:葛生良一)とSDGsパートナーシップ協定を締結いたしました。
福地そばの会は、岐阜県加茂郡八百津町にて「福地いろどりむら」(キャンプ施設)や「福地そば六彩亭」(不定期に営業)を運営しており、キャンプ施設を活用した体験型教育イベントや蕎麦打ち教室等を通じて、地域活性化に取り組んでいます。

同会は休耕田を利用した蕎麦の栽培を行っていますが、水田は水はけが悪く、蕎麦の生育に向いていないという課題があります。
そこで、当社はSDGsパートナーシップ協定に基づき、クリンカアッシュ10トンを同会の圃場(休耕田)に搬入し、その活用による蕎麦栽培の有効性を検証することとしました。
当社が取り扱うクリンカアッシュ(商品名:ランドプラス®)は、石炭火力発電所で石炭を燃焼させた際に生成される副産物であり、土壌改良材などとして活用されています。土壌の水はけを改善し、保肥性・保水性に優れた特性を持つため、休耕田での蕎麦栽培に有効であると考えています。
8月上旬に播種を行い、11月に収穫を予定しています。クリンカアッシュ搬入前との収穫量を比較し、その効果を検証します。

また、当社は、蕎麦栽培への協力だけでなく、今後はキャンプ施設での多様な体験型教育イベントへも協力するなど、SDGsのゴール15「陸の豊かさを守ろう」をはじめとする環境保護に向けた取り組みに加え、同ゴール4「質の高い教育をみんなに」やゴール11「住み続けられるまちづくりを」を目指して取り組んでまいります。

クリンカアッシュを始めとした当社の石炭灰の有効活用についてはこちらのページをご参照下さい。