当社はこの度、愛知県立佐屋高等学校の科学部の生徒を対象に、環境DNAに関するオンライン講義を実施しました。
本講義は当社ホームページの環境DNA分析・遺伝子解析のページをご覧になられた佐屋高校の先生から、環境DNAを用いた水中の生物調査をご依頼いただいたことがきっかけになりました。

オンライン講義では、環境DNAの基礎から、実際の活用事例まで、幅広くご説明・ご紹介いたしました。講義を受けられた生徒の方々からの熱心なご質問もあり、当該技術が環境保全に果たす役割と重要性について、深くご理解いただけたと考えています。
当社の環境オンライン講義は、今回の環境DNAの他に、現在30種類程のテーマを整備中です。
環境に関する高度な知識から、より生活に密着した身近な疑問に対する回答までを、幅広くカバーすることで、SDGsの17の目標のうち「陸の豊かさを守ろう」「海の豊かさを守ろう」のほか、「質の高い教育をみんなに」に貢献してまいります。

  • 環境DNAとは
    生物が放出するDNA断片を用い、その環境にどのような生物が存在しているのかを調べる手法のことです。従来の調査方法に比べてより迅速かつ効率的に生物相を調べることができるため、近年、環境調査分野で注目されている技術となります。
    当社の環境DNA分析技術についてはこちら  のページをご参照ください。

オンライン講義の様子